2005年12月17日

一紙だけ何かが違う20

食用犬の頭部29個を捨てる 葛飾、業者から聴取 (東京新聞 12/17)
 十六日午後一時五十分ごろ、東京都葛飾区小菅一、東京拘置所の北側にある水路で、「犬の頭のようなものがたくさんあって気持ち悪い」と、女性が交番に届け出た。警視庁亀有署員が確認したところ、犬とみられる動物の頭部二十九個が水路の底に沈んでいるのが見つかった。

 足立区の輸入販売業の韓国籍男性(82)が同八時すぎ、同署に電話で「自分がやった」と申し出た。同署は廃棄物処理法違反の疑いで、男性から任意で事情を聴いている。

 調べでは、男性は食肉用の犬の胴体と頭部を中国から輸入。精力剤などに使う頭部が売れ残ったため十月二十日ごろ、二度に分けて自転車で運んで捨てたという。男性は「初めは有料ごみに出していたが、近所に苦情を言われて処理に困って捨てた。水路のコイのえさになると思った」と話しているという。

 水路は幅約八・五メートル、水深約四十−五十センチ。見つかった頭部は腐敗が激しく、縦約二メートル、横約一メートルの範囲にまとめて捨てられていた。

 現場は東武伊勢崎線小菅駅近くの住宅街。

水路から犬の頭骨29匹分…胴体販売、残り捨てる (読売新聞 12/17)
 16日午後1時50分ごろ、東京都葛飾区小菅1の東京拘置所の外周沿いの水路に、多数の犬の頭部が落ちているのを通りがかりの女性が見つけ、近くの交番に届け出た。

 警視庁亀有署で調べたところ、拘置所北側の水路(幅約3メートル、深さ約40〜50センチ)の底から、成犬とみられる29匹分の犬の頭骨が見つかった。

 同日夜、近所に住む輸入販売業の男性(82)から「自分が捨てた」と同署に電話があった。同署で事情を聞いたところ、男性は「8年前から、中国から犬肉を輸入し、料理店などに売っていた。胴体は売れたが、頭部が売れ残ったため、有料ゴミとして出していた。しかし、近所から苦情が出たので、今年10月下旬、(水路にいる)コイのえさになると思って捨てた」などと話したという。

 同署は、容疑が固まり次第、廃棄物処理法違反容疑で書類送検する方針。

 男性は「頭部を捨てただけで、こんな騒ぎになるとは思わなかった」と驚いていたという。

<水路>犬の頭29個 「処分に困り」業者投棄 東京・葛飾 (Yahoo!ニュース - 毎日新聞 12/17)なぜか本紙には記事無し
 16日午後1時50分ごろ、東京都葛飾区小菅1の水路(幅8.5メートル、水深約50センチ)に「たくさんの動物の頭が沈んでいて気味が悪い」と近くの交番に通行人から通報があった。駆けつけた警視庁亀有署員が首から切断された犬の頭部29個を確認、同署に回収した。「大事の前触れでは」と近所で騒ぎになったが、夜になって犬の肉を扱う食材輸入業者の男性(83)が「自分が捨てた」と同署に連絡した。違法な廃棄物投棄とみて事情を聴いている。
 この食材輸入業者は、解体した犬の肉を中国などから輸入し、韓国系などの料理店に卸していた。犬の頭部は粉砕して精力剤に利用できるが、売れ残りがちだった。
 頭を家庭ごみと一緒に捨てた際、近所から苦情を受けたといい、毎日新聞などの取材に「処分に困って水路に捨てた。コイのエサになると思った。申し訳ない」と話した。頭部は腐敗が進んで白骨化し、水路の底の1カ所にまとめて捨てられていた。2カ月ほど前の夜中、段ボール箱に入れて自転車で運んだという。【佐々木洋、曽田拓】

東京拘置所の堀に犬の頭部30個 食肉業者「売れ残り捨てた」 (産経新聞 12/17 写真あり 共同ソース)
 16日午後1時50分ごろ、東京都葛飾区小菅の東京拘置所外側にある堀に、犬とみられる動物の頭部約30個が沈んでいるのを通行中の女性が見つけて交番に届けた。

 近くに住む食肉業の男性(82)が、共同通信などの取材に対し「食肉用に輸入したものを処分に困って捨てた」と話した。警視庁亀有署は廃棄物処理法違反の疑いがあるとして、男性から事情を聴く方針。

 男性によると、中国から頭と胴体が切断された状態で食肉用の犬を輸入。胴体は食用として既に売れたが、精力剤などに使う頭が売れ残り、10月下旬ごろ「堀にいるコイの餌になる」と考え、捨てたという。

 調べでは、見つかった頭部は損傷が激しく、毛は抜け落ちてほとんどが白骨化。約30個の頭部が、1―2メートルの範囲に集中して捨てられていた。 現場は東武伊勢崎線小菅駅近くで、東京拘置所の北側の堀。土手の幅は約8.5メートル、水深は約45センチでほとんど流れがないという。(共同)

水路に犬の頭部29個 食肉業者「処分困り、捨てた」 (朝日新聞 12/16)
 16日午後1時50分ごろ、東京都葛飾区小菅1丁目の東京拘置所近くを流れる水路に、犬とみられる動物の頭部が大量に捨てられているのを通行人が見つけ、近くの交番に届けた。警視庁亀有署が調べていたところ、現場近くの食肉業者の男性(82)が名乗り出て、「処分に困り、コイのえさになると思って捨てた」と認めたため、同署は廃棄物処理法違反とみて容疑が固まり次第、書類送検する。

 調べでは、この業者は10月20日午後9時ごろ、仕入れたものの売れ残った食用犬の頭部を2回にわたって水路に投棄したという。見つかったのは29個の成犬の首で、一部は白骨化していた。

 業者は8年ほど前に中国から食用犬肉を輸入しはじめ、中国料理店などに卸していたという。これまでは売れ残ったものは有料ゴミとして出していたが、苦情が出るようになり、処分に困って水路に捨ててしまったらしい。


情報まとめ
東京新聞:
輸入販売業の韓国籍男性食肉用の犬の胴体と頭部を中国から輸入 していたが、頭が売れ残り、処分に困り捨てた

読売新聞:
輸入販売業の男性中国から犬肉を輸入し 料理店などに売っていた が、頭が売れ残り、処分に困り捨てた

毎日新聞:
犬の肉を扱う食材輸入業者の男性解体した犬の肉を中国などから輸入し 韓国系などの料理店に卸していた が、頭が売れ残り、処分に困り捨てた

産経新聞(共同ソース):
食肉業の男性中国から 食肉用の犬を輸入胴体は食用として既に売れた が、頭が売れ残り、処分に困り捨てた

朝日新聞:
食肉業者の男性中国から食用犬肉を輸入中国料理店などに卸していた が、頭が売れ残り、処分に困り捨てた


この中で、情報として一番抜けがないのは、毎日新聞ですかね。よくまとまっています。

この男性が韓国籍だということを書いているのは東京新聞一紙ですが、東京新聞は「何のために」犬の肉が輸入されていたかということが不足しています。

一般的に日本では、犬は食べません。
大昔あるいは戦後すぐの、肉が不足している時代ならともかく、今は豚肉や牛肉のほうが安くておいしいし、犬肉をつかった伝統料理というものもありません。
つまり、犬というものは、愛玩動物であり、食用ではありません。
とすると、「食肉用」と書かれても、読者にはピンと来ないですよね。
自分が食べているものの中に犬肉が含まれているのかも、と誤解されないとも限らないわけで。

産経新聞(共同)も、東京新聞と同様、あまり良くありません。「食用」ではよくわからないですね。
読売新聞は、「料理店」と書いてあるから、読者は「ああ、そういう変わった料理を出す専門の料理店なんだろうな」と想像できますが、少し情報不足です。

朝日新聞は・・・うーん。
いちおう説明しておくと、中国でも犬肉をまったく食べないわけではないのですが、普通は食べません。
中国は広く、地方によっては様々もの(日本の感覚で言うと明らかにゲテモノ)を食べますが、わざわざ日本で犬肉料理を出すほどには、犬肉はメジャーではありません。
犬肉料理がメジャーなのは、明らかに韓国のほうです。

(参考:Wikipedia - 犬食文化

ですから、おそらくは主として、毎日新聞に書かれていたように、少なくとも「韓国料理」を作るために卸されていたのではないかと推測されます。

それなのにわざわざ「中国から輸入して中国料理店に卸した」と書く朝日新聞は、そこまでしてでも韓国色を消したいのか、なんて思ってしまいます。
posted by 深淵 ◆tLy454Q/mI at 13:35| Comment(0) | TrackBack(2) | マスゴミ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/10758191

この記事へのトラックバック

この国ではなぜかやっぱり報道されない
Excerpt: 食用犬の頭部29個を捨てる 葛飾、業者から聴取  十六日午後一時五十分ごろ、東京都葛飾区小菅一、東京拘置所の北側にある水路で、「犬の頭のようなものがたくさんあって気持ち悪い」と、女性が交番に届け出..
Weblog: 知れば知るほどきらいになる国?
Tracked: 2005-12-18 21:35

東京拘置所側の犬肉騒動
Excerpt: 海外で日本が歪曲報道される原因を作ったのは 日本のマスゴミ USATODAY.com - Dozens of beheaded dogs found in Tokyo http://www.us..
Weblog: 小事多論
Tracked: 2005-12-19 22:18
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。